こんにちは~!かもめです。
このサイトを見つけてくださってありがとうございます。
ここでは、日々のレクリエーションを何にしようか悩んでいる介護士さんへ、ヒントになるようなレクネタを紹介しています。
また、かもめがレクを実際に行った時の様子や反省点なども紹介しています。
今回紹介するのは ”空気砲ゲーム” というレクです。
空気の弾を目標物に当ててひっくり返すゲームですが、ちょっと難しかったようです。
少々大失敗!
何がいけなかったかも合わせて紹介します!
*大失敗部分は ”利用者様の反応は?” というところで紹介します。
空気砲ゲームとは?
まずはこちらの動画をご覧ください。
次にこちらも。
これらの動画のように、ペットボトルやダンボール(その他ポテトチップスの紙の筒など)で空気の弾を出して、的に当てて楽しむゲームです。
特に2番めの動画のように、煙などを空気につけて当てるとどのようにあたっているかが見えて楽しいですね!
効果・メリット
空気砲ゲームには以下のような効果・メリットがあります。
- 指先の機能の維持・向上
- 腕の筋肉を鍛える
- 集中力を鍛える
- あたったら嬉しい・楽しい・達成感!
- 椅子に座ったままできる
- 工夫することの楽しさを感じる
- 他者との競争を楽しむ事ができる
- コミュニケーションをとれる
- 生活の質(QOL)が高まる
注意点!・デメリット
以下の点に注意して行います。
- 片麻痺のある人はペットボトルを支えるなどフォローを行う
- 姿勢が崩れて転倒・転落につながらないように姿勢を直してからゲームに参加してもらう
- 的は当たりやすい距離に置き、的が倒れずにゲームにならないように気をつける
- 目の見えない人には口頭で場所を伝えるなどの工夫をする、あたったらきちんと伝える
- ルール説明を丁寧に行う(一つ一つ行動を含めて説明する)
- 得点を競うゲームなので、負けた人にも活躍できた点を紹介するなど脚光の当たる工夫をする
空気砲ゲームをやってみよう!
今回は点数の紙を倒してもらうスタイルにしました!
時間・人数の目安
30分程度・5~20人くらいを想定しています。
人数が多いときにはチームに分けて、チーム対抗戦にしたら、個人の活躍だけでなくチームの連帯感を高めることに繋がります。
準備物
- 空気砲 : 3~4個
*今回はペットボトルとポテトチップスの筒を使って作成したものを使用しました。 - 的 : 点数を書いた紙5枚(それぞれ1~5までの数字を書いてその数字を得点とする)
- ホワイトボード : 1枚
*ホワイトボードはルール説明や、得点管理用です。他の物で代用してもOK
やり方
①利用者様にテーブルについてもらいます。
②今から ”空気砲ゲーム” を行うことを伝えて、ルールを説明します。
- 空気砲は形が少しづつ違うもの4つあります
- どの空気砲を使っても大丈夫です
- 的は5つあり、書いてある数字が得点となります
- 空気砲は一人1ゲームにつき5回まで撃てます
- 得点が一番高かった人が優勝です
③職員が見本とルール説明の補足を兼ねて一度行ってみます。
この時、何点とれるかなど予想してもらったら盛り上がりやすいです。
④一人づつ空気砲を撃つ感覚を試してもらいます。
⑤実際にゲームを行います。
注意点に気をつけて、フォローをしつつゲームを行います。
一人づつ座っているテーブルの前に的をおいて、空気砲を撃ってもらいます。
⑥2~3ゲームくらい行ったら終了します。
得点を整理して発表します。一番得点の高かった人が優勝です。
優勝者や、各ゲーム内で一番点数の高かった人、工夫した撃ち方をしていた人などにインタビューをします。
⑦最後にクールダウンのために深呼吸やストレッチを行います。
利用者様の反応は?
一番の大失敗は、片麻痺のある人が上手に撃てなかったことです!
職員との二人三脚で撃ってもらったのですが、的に当たらず得点が低くなってしまいました。
ご本人はあまり気分を害した様子を見せられませんでしたが、人によってはとても悲しい気分にさせてしまいます😔
そのため、片麻痺の人でもハンデを感じないで撃てる空気砲を作成する必要があったと感じました。
例えば、上記に載せた ”2つ目の動画” の空気砲。
机の上に置いて撃つ事もできるので、こちらのほうが良かったと思います。
また、作るための材料がないときには、ペットボトルを使ってもいいですが、ペットボトルの位置を固定できるものを作り、利用者様には向きを変えたあとで、引っ張るという風に、片手づつ行えるような工夫を取り入れてみたら良かったと感じました。
両手を使える利用者様は上手に的に当てておられて、当たった時には嬉しそうに笑っておられました。
利用者様同士の会話も弾んでいて、もっと工夫さえしてしていたら皆様に楽しまれていたのではないかと思います!
最後に
空気砲に煙を入れて、空気の弾が目に見えるようにしたら、もっと新鮮で楽しめたと思いますし、男性でも興味を持ってもらいやすいと思います。
煙を出す方法も調べてみましたが、蚊取り線香やドライアイスなど、扱いが難しいものでした。
今後もどうにかして楽しめるような工夫ができないか考えていこうと思います。
ちなみに空気砲の作り方はこちらを参考にしていただけたらと思います。
→CHUKYO TV 様サイト
→ミックスじゅーちゅ 様サイト
さあ、レッツトライ!