かんたん!盛り上がる!指先の力を高めたい時のレクリエーション * 新聞ずもう

手先を使うレク

レクリエーション1回にどれくらいの準備時間をかけていますか?

前回紹介したパステルアートは準備にとても時間がかかります。でも、毎日毎日レクリエーションのために時間をたくさん割くことは難しいと思います。

そこで、ここでは新聞とホワイトボードさえあれば出来て、かつ盛り上がりやすい新聞ずもうを紹介します!

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新聞ずもうって何? → 細長く切った新聞を引っ張り合うげーむです!

新聞ずもうとは、新聞を使って相撲のように勝負をするゲームです。
本来は新聞一枚を使って、両端に頭を入れるための穴をあけ、その穴に頭を入れて引っ張り合うものみたいですが、コロナ感染の危険があるなか、ソーシャルディスタンスを保つためにはこのやり方は適切では無いです。

そのため、同じ新聞を使って引っ張り合うところは変えずに、新聞を細長くちぎって絡み合わせえて引っ張り合うという形式を取りました。

新聞紙同士を引っ掛けた図です。新聞の両端を持って同時に引っ張ります。

トーナメント制にして優勝者を決める方式でしたが、結構盛り上がりました!

レクリエーションとしての効果・メリット

新聞ずもうには以下のような効果があります。

  • 指先を使うレクであり、勝負事で勝つための戦略を考えることで、脳の活性化につながります
  • 指で新聞を掴んで引っ張り合うため、指の力の維持向上が期待できます
  • タイミングを見計らって力を込めるため反射神経を刺激します
  • 他の人との勝負なので、相手や職員とのコミュニケーションが図れます
    勝ったり負けたり、他の利用者様の応援をすることで、言葉を発する機会が多くなり呼吸器機能の維持向上が見込めます
  • 楽しいという経験をすることにより、生活の質(QOL)を高めます

メリットには以下のようなものがあります。

  • 勝負事なので、参加意欲を高く持ってもらえます
  • 分かりやすいルールのため誰でも参加しやすいです
  • 破れにくい工夫をできることで、コミュニケーションを促進しやすくなります

注意点!

椅子に座って行いますが、熱中して立ってしまう方もいます。
引っ張って、新聞が破れた瞬間にバランスを崩しやすいので、必ず職員が付き添うようにします。

勝負事なので、負けず嫌いの方が負けた時気分を害される可能性があります。
新聞の質などもあって運要素があることを説明します。また、トーナメント制にすると試合数が変わってしまい、新聞の強度がその度に変わっていきます。
試合数が極端に変わらないように工夫しましょう。

片麻痺の方や握る力の弱い方がいらしたら、職員も補助として利用者様と一緒に新聞を引っ張りましょう。利用者様と職員の心理的距離を縮めるきっかけにもなります。

また、トーナメント形式にすると1回しか勝負ができない人が出てきます。敗者復活枠なども作ってみて、複数回勝負できるように工夫すると興味を持ち続けられます。

新聞ずもうをやってみよう!

準備もやり方もお手軽簡単です。ここからは実際のやり方を紹介します。

準備物

新聞紙 : 1日分

ホワイトボード : 1枚

これだけです!

やり方

①利用者様に円形になって座ってもらいます

②座ってもらった中心に向かい合うように椅子を2脚用意します

③新聞を2~3枚用意して、利用者様の何人かにお渡しして、細長くちぎってもらいます
 *新聞の縦方向にちぎってもらいます

④ちぎった新聞をみんなに行き渡るように回して1枚づつとってもらいます

⑤ホワイトボードにトーナメントの表をかきます

⑥ルール説明をします 
 ・二人の新聞を絡めて両端を持ちます
 ・はっけよーい残ったの声で同時に引っ張ります
 ・新聞が破れたほうが負け 勝った方はトーナメントを勝ち進みます
 ・1枚の新聞を破れてしまうまで使います
 ・新聞は短くしない限りどんなふうに加工してもOKです
ただし、言葉のみのルール説明は難しいと思いますので、実際の勝負の仕方を職員同士で見本を見せて、視覚的に理解できるようにします

⑦トーナメント表に従って、中央においた椅子に利用者様に座ってもらいます

⑧自分の持った新聞紙と相手に持った新聞紙を絡ませて、両手または片手で両端を持ってもらいます

⑨職員や周りの利用者様が「はっけよーい、のこった!」と声をかけます

⑩合図に合わせて両者とも、持った新聞を引っ張ってもらいます

⑪新聞が破れてしまったほうが負け!勝った方はトーナメントを上がってもらいます

⑫敗者復活などもいれつつ、勝負を進めていき、最後まで新聞が破れずに勝ち進んだ人が優勝です!

⑬優勝者にインタビューをしてみます

⑭クールダウンのために深呼吸やストレッチをします

⑮最後に優勝者に拍手を贈り、終わります

*ちなみに両者破れてしまった時には、新しい新聞を用意します。ただし、新しい新聞にしたら強度がはじめに戻るため、次回の試合の時には両者とも新しい新聞を用意して、不平等を感じないように工夫します。

利用者様の反応は?

始めは何だ何だ?という顔をされていましたが、実際の自分の番になって勝負してみる盛り上がって引っ張ってくれました!そして勝ったら嬉しそうに、負けたら悔しそうにされていました😁

そして、自分の番が終わったあとは、他の方の勝負にも熱を持って観戦されていました。
勝った人も負けた人も、次に勝負することになるかもしれない人の戦いっぷりに興味津々です。

力の弱い方が勝った時には大盛りあがり!
自分の勝利を忘れて応援されていました。勝負とは言え一体感を感じられるレクリエーションとなりました。

最後に

今回は、レクリエーション枠としてトーナメント戦の新聞ずもうのやり方を紹介しましたが、普段行っているレクリエーションや体操の合間のちょっとしたレクとして取り入れることも出来ます。

新聞を使うレクリエーションのアイスブレイクとして、本レクリエーションの為を盛り上げる為にすることも出来ます。

新聞は触ると指が黒くなるので、触られるのが好きでない方には、ティッシュやペーパータオルなどで代用できます
また、新聞もこよりのように撚って使うと丈夫になって勝負も面白くなります。
こよりのようにすることを職員がヒントとして言うより、1回勝負をしたあとの破れかけた新聞をみた利用者様にこんな方法もあることに気づいてもらえたら、利用者様の満足感も上がってくると思います。
あらかじめ、新聞はどんな形にしても良いことを説明しておくことをオススメします。

細かった新聞をこよりのようにすると・・・
丈夫になって太かった新聞紙でもちぎることが出来ました!

自分で気づいたことで物事がうまく言ったり、他の人に褒めてもらったり、他の人が真似をしてくれたりすると、利用者様の自己肯定感は上がり、楽しく過ごせます

今日この日を楽しかった!と思ってもらえるようなレクリエーションを提供していきたいですね!

さあ、レッツトライ!

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