こんにちは~!かもめです。
このサイトを見つけてくださってありがとうございます。
今回紹介するのは ”目隠しモノ当てゲーム” です。
職員の方も一緒に目隠しをして見ませんか?
普段はしない新鮮な体験で、非日常を味わってみましょう!
目隠しモノあてゲームとは?

普段、暗くてよく見えないという事はあっても、全く何も見えない状況を体験することはあまりないと思います。
目隠しモノあてゲームは、その真っ暗な状況を体験することが出来ます!
ゲーム自体は簡単です。
目隠しをしてもらい、準備していた物を手に持ってもらい、それが何かを当てるゲームです。
目隠しだけでも普段しないの体験なのに、その上何を渡されるのか?というドキドキを味わえるレクリエーションです!
職員さんも一緒になってやってみると、きっと面白いですよ!
目隠しをして物を渡されるまでのワクワク感や不安感が刺激的です。
効果・メリット
目隠しモノあてゲームには以下のような効果・メリットがあります。
- 物を持つことが出来たら出来る為、また、目隠しという普段しない行為をすることで興味を持ってもらいやすく、積極的に参加してもらいやすいです。
- 目隠しという非日常を体験することで、視覚以外の感覚に刺激を与えます。
- 指先や手のひらの感覚で、持っているものが何かを想像します。指先の機能の維持・向上につながります。また、想像力や集中力を鍛えたり、脳の活性化に繋がります。
- 他の人からのヒントを聞くように、聴力の維持向上に繋がります。
- ゲームをしている人に周りの人がヒントを出します。声を出すことで口腔機能のや呼吸器機能の維持向上に繋がります。
- 持っているものを正解する事で満足感を得ることが出来ます。
- 楽しかった体験をすることで、生活の質(QOL)が高まります。
注意点・デメリット
暗闇に恐怖を覚える方もいます。くらいことが苦手な方にはヒントを与える役割を担ってもらい、無理に目隠しをすることのない形での参加を呼びかけます。
指先の感覚が弱い方もいます。物を持って分かりにくいようであれば、周りの人からのヒントを具体的にしてもらい、連想ゲームのような形で参加してもらいます。
耳の聞こえにくい方がいます。ヒントを貰う時に一人づつヒントを言ってもらったり、職員が側についてどんなヒントが出ているかを耳元で聞こえるように伝えます。
ルールが理解しにくい方もいます。ホワイトボードに文字や絵・図などを用いて説明し、職員が見本としてまずやってみます。
レク自体に参加したくない方がいます。また、集中力を使うので、疲れている方などには配慮をしたり、他のレクリエーションを勧めたりします。
異食のある方がいます。手渡ししたものを口に入れないように、ゲームをしている人のそばには職員がついて、見守りをします。
普段から使わないものを持ってもらっても、答えまでたどり着かないことが考えられます。施設内にあるもので、普段から目につくもの・使っている道具などを用意します。
目隠しモノ当てゲームをやってみよう!
アイマスクがあればそれでも良いのですが、コロナの状況下、使い回しはあまりオススメしません。
その替わりに、タオルを使って目隠しをしてもらいました。タオルなら、一人一枚用意することが出来ると思いますし、洗濯もかんたんです。
また、自分で目隠しをして貰う事で、指先の運動にもなります。
時間・人数の目安
30分くらい・10~20人程度を想定しています。
準備物
- タオル(目隠し用) : 人数分
- テーブル(無くても大丈夫です) : 1台
- ホワイトボード
- 当ててもらうための物 : 人数分
*あらかじめ用意していたら物がバレやすいので、その都度用意します。
*例えば・・・ ホワイトボードのペン・ハンガー・輪投げの輪・コップ・ティッシュペーパー・ボールペン・タオル・本・歌の本・連絡帳・スプーン・玩具のバット・ペットボトル・ボール・風船・お手玉・筆・のり・画用紙・トランプ等
やり方
①テーブルを一台用意して、テーブルを中心にして利用者さまに半円になって座ってもらいます。
②ホワイトボードを利用しつつ、これから目隠しゲームをすることを伝えて、ルール説明をします。
- 一人づつ順番にタオルで目隠しをしてもらいます
- 目隠しした人に職員から1つ ”ある物” を手渡しします
- 目隠しした人は触ってみて、それが何かを当てます
- 分かりにくい場合は、周りの利用者さまがヒントを言います
- ヒント無しで見事当てたら2ポイント・ヒントありで正解したら1ポイント獲得です!
③職員がまず見本としてゲームを行います。
この時、見事当てられるかどうかを予想してもらうと盛り上がります。
また、職員がする時は、触って気持ち悪いと感じる物を用意すると、その反応を楽しんでもらいやすいです。
④実際に利用者さまに順番に目隠ししてもらいゲームを始めます。
目隠しのためのタオルは出来る方には自分でやってもらいます。
すぐに分かる方や、なかなか分かりにくい方、いろいろな反応を示されます。
どうしてもわからない方には、目隠しを外してもらい正解を見てもらっても大丈夫です。
そんな時は、2回めにする時に分かりやすいものを手渡たして、正解しやすいようにします。
正解出来た方にはポイントが入ります。
⑤一周回って皆様が挑戦し終わったら、一度感想を聞いてみます。
⑥もう一度ゲームを行い、前回正解できなかった人にも、答えてもらえるようにヒントを出してください!と他利用者様にも促します。
⑦2回目も終わったら、結果発表します。優勝された方にはインタビューを行い、今の気持ちを聞いてみます。
また、他の方にもインタビューして、目隠し自体がどうだったか?や物を受け取る時にどんな気持ちだったかなど聞いてみます。
⑧最後にクールダウンの為に、深呼吸やストレッチを行います。
利用者さまの反応は?
ヒントを積極的に出す方・全く興味なく明後日の方向を見ている方など色々いらっしゃいましたが、自分が目隠しをする番になると、ぐっとやる気を出してくださていました😆
特に目隠しをする瞬間は皆積極的にしてくださいます。
普段真っ暗な状況になることが無いので、新鮮だったのだとと思います。
感想を聞いても、「いや~、普段は目隠しなんてしないからなぁ」といって、笑っておられました。
ちなみに、ちょっとしたコツとして、しっかりされている方には、ちょっと触って難しいものを用意すると、ゲームとして面白くなります。
はじめは分からなくても、考えることが脳トレにもなります。
普段から施設をどれくらい観察しているかも、正解に近づくヒントとなり、職員にとってもひとりひとりの理解を深めるきっかけにもなります。
何より、職員が見本として行う時の反応を見るのが楽しみです。
普段からリアクションの大きい職員に見本として犠牲になってもらいましょう😁
利用者さまに受けること間違いなしです。
最後に
普段から目隠しをしたゲームばかりをしていると、新鮮味が足りなくなってきますが、たまに行ってみると皆さんの感覚を刺激する良いレクになったと思います。
以前に紹介したスイカ割りでは、季節を選んでしまうので、冬場に行うのは難しかったりしますが、物当てゲームだといつでも行うことが出来ます。
また、お正月だと、福笑いをするのも面白いと思います!
真っ暗な世界で利用者さまがどの様な反応をするかを是非試してみてください!
意外な発見もあるかもしれません!
さあ、レッツトライ!